水道管の水抜き方法。年末年始、寒波、長期不在時には凍結予防を(2021.12更新)
※このページを参考にしての、水道管破裂・凍結など事故については、一切責任を負
えません(←無責任ですみません)。ご不明な点は、専門業者にお問い合わせください。
(2021.12.20更新)
先日の土日(マイナス1度)に引き続き、12/26(日)はさらに気温が『マイナス3度』まで下がる予報です!
今年はコロナの影響で給湯器が各メーカーとも品薄(というか2022年春まで手に入らない(>_<))そうですから、3ヶ月お湯が使えない!なんて事にならないよう、くれぐれも故障しないようにしたいところです。
毎年必ず数件発生する定番事故のひとつ、「水道管凍結」。
マイナス3度以下(目安)の予報の時は、
①水道管の水抜き(難易度1)と
②給湯器の水抜き(難易度3)を忘れずに行います。
まだできない方、初めての方は今年こそ一緒にマスターしましょう!
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①『水道管』の水抜きのやり方(ざっくり3工程)
1. 水道の元栓を閉める。
2. 部屋の水道の蛇口をあけて、元栓から部屋までの間に入っている水を出し切る。
3. 蛇口を閉める。
1. 水道の元栓を閉める。
自分の部屋の水道の元栓を探します。
アパートの敷地内を探してみましょう。
こんな風に水道メーターは水色の場合が多いです。
部屋の外にある事が多いですが、物件によっては部屋の中にあります。
2階の部屋でも、1階の共用部にあります。
※必ず黒いシールの『メーター番号』を確認してください。
自分の部屋のメーター番号は、玄関ドアに貼ってあります。
↓ 拡大したところ。
※絶対に、他人の部屋の水は間違えて閉めないでくださいね。
蛇口などと同じで、右に回すと閉まり、左に回すと開きます。
硬くて動かない!と思ってもそれは目一杯開いているからかも。
頑張って右に回してみてください。
(例外)
マンションの場合は、玄関ドアの脇にメーターボックスというものがあり、そこに電気やガスとまとめて水道メーターもあります。
そしてマンションの場合は、水道管は断熱材で保温されていることが多いので、特に凍結の心配はないかもしれません。
物件によっては電熱線のスイッチもついています。長期不在にする場合は、室内の電源ブレーカーを上げたままお出かけください。せっかく電熱線が巻いてあるのにブレーカーを落としちゃダメですよー(^^)
2. 部屋の水道の蛇口をあけて、元栓から部屋までの間に入っている水を出し切る。
元栓を閉めたら、部屋に戻ります。
キッチンやお風呂、トイレ、洗濯機など、水の入っているところを開放して、中に入っている水を出し切ります。
この写真のように水とお湯が分かれている場合は、お湯のほうも忘れずに出してください。
水が入っていると、凍結した時に水が膨張し、水道管が破裂します。
「いつもはマイナス3度くらいでは凍らないから」の「いつも」は、部屋が暖かいから かも。
長期不在中は、室内も外と同じくらい冷えますので、凍ります!
ご注意ください。
3. 蛇口を閉める。
2で水(お湯)を出し切ったら蛇口を閉めます。
蛇口をしめないでいると、元栓を開けたときに一斉に水が出ます。
ま、それから閉めても別にいいのですが、その時に慌てないためです。
なお、ここまで書いておきながら無責任なことを言いますが、
上記のは最も簡単で基本的な部分のみです。
物件によって水道はいろいろです。
場合によっては給湯器の中や、お風呂の追い焚き、洗濯機の蛇口、トイレのシャワー機能も予防が必要です。
不明な時はそれぞれのメーカーまたは設備業者にお問い合わせください。
万が一に備え、くれぐれもご自身で管理してくださいね(^^)/
寒い日には必ず入居者様ご自身で水道管の水抜きをしてから就寝しましょう。
的確に水抜きをしなかったために水道管が破裂した場合は、
入居者様の過失となり、修理代を全額ご負担・・・Σ( ̄ロ ̄lll)チーン
となりますので要注意です。
次、『給湯器の水抜き方法』、行きましょう!
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