【新潟市を図解】新潟市内の住みやすい地域(1)(転勤族・ファミリー編)
いつかこの内容を書きたいなと思いながら、不動産屋という立場でこんなことを書いても良いものかと悩み続けて早数ヶ月・・・。
初めにお断り申し上げますが、私は土地に優劣をつけるつもりもありませんし、ここに書いていない場所を否定するという気持ちも少しもございません。なるべく気をつけて書き進めたいと思います<(_ _)>
新潟市に住んだことのない方で、これから転入する場合どこに住んだらいいのか、と迷われている方への一つの情報になれば幸いです。
私自身2011年の震災後に仙台から新潟市に移り住みましたので、丸7年が過ぎました。
私のようなペーペーにはまだ知らない魅力的な場所もあると思いますので、長く新潟に住んでいる方には「なーに言ってんだ」と思われる点もあるかもしれませんが・・どうか温かい目で見てください。
とは言え私も不動産屋という職業柄、一般企業へ勤めた場合の7年よりは遥かに多くの物件数、地域を見てきたと思っております(^^ゞ
私自身としましても、実は新潟に来てから
東区(竹尾)→東区(東中島)→中央区** へと3度も住まいを変え、
職場も
中央区(和合町)→中央区(笹口)へ変わり、少しずつそれぞれの地域を経験してきました。
こんな私の独断と偏見で、新潟市内の栄えている場所、住みやすそうな場所をお伝えしたいと思います。
(当然、自社の管理物件や、決めたい物件など私情は抜きです。)
・・・前置きが長くなりました。ここからが本題です(`・ω・´)
新潟で住みやすい街
さて、そもそも「住みやすい」の定義ですが、
・車があるかどうか
・勤務先に近いかどうか
・スーパー、ドラッグストアが近いかどうか
これに尽きると思うのですよね。
「住みやすい」というのは、「毎日の生活がしやすい」「ストレスがない」ということです。
頻度としては、私の基準で恐縮ですが、
通勤(通学):週5~6
スーパーで買い物:週2~3
よく物件資料に強調されている「銀行やコンビニ」は週1以下ではないかと思います。
そう考えると、まず新潟市に住むならマイカーがあった方がベターです。
新潟は、バスも少ない、地下鉄もない、雪や強風で電車が止まる、夏は暑く冬は雪が積もる=メインが自転車では困難な日がある、という事情があります。
新潟市の人達は大人1人につきマイカー1台を所有していると言っていい程、皆さん一家族に2,3台持っています。(その代わり、小型車、軽の割合も多いです)
そして、勤務先の場所にもよりますが、バイパスにアクセスの良い場所に住むというのも意識してみてください。新潟市内には、田中角栄御仁のもとに作られた「新新バイパス」という7号線が東西にドーーーンと通っています。(↓ピンクの線)
これはですね、私が仙台で経験していた「バイパス」とは全く違います。本当に「通る」ためだけの道路で、アメリカのフリーウェイに近いです。信号も1つもありませんし、沿道にお店などもありません。なので、初めての頃は乗るのもドキドキ!慣れてしまえばとっても便利な存在です。日本一の交通量だそうです。
もし勤務地がバイパスに近ければ、どのインターでも良いので『バイパスに乗りやすい場所』が生活しやすいと、この7年で実感しています。
例えば、紫竹山インターから亀田インターまで車で10分程度、黒崎インターへも10分程度で着きます。
地図上では15kmくらい離れていても、実際は信号も無いのでビューーンと着きます。
下道を5km先の場所へ行くよりも断然早いのです。
「女池」「桜木」「弁天」「紫竹山」(中央区)、「竹尾」(東区)あたりのインターは、毎日朝夕、渋滞しています。 (といっても東京のような完全に止まって動かないようなものではありませんのでご心配なく)
これらのインターと、ベッドタウンの亀田エリアが人気の居住地です。
大体この質問をされる方は、転勤族で小さいお子さんがいらっしゃる方、特に小学校や中学校の雰囲気などを気にされている方が多いと思います。
転勤族のファミリーの皆さんは、新潟駅北側の万代(バンダイ)エリア、もしくは駅南の桜木ICから紫竹山ICの間に住めば間違いないです。
家賃も高いエリアですが、バスや買い物、帰省など何かと便利です。
離れても良いのでしたら、亀田もオススメです。
地元の人は、『関屋』が勉強の意識が高い層が住むエリアだという方もいます。
関屋で良い物件があればそちらもオススメです。
私は最初に越してきた時、知らずにたまたま「竹尾」インターの近くに住み、会社が「桜木」インターそば(和合町)でしたので、まさに毎日、朝も夜も混雑していて、うわー私って大人気のエリアを毎日往復してるんだなと住み始めた後に実感してました(^^;)
学区をあまり気にされないのであれば、個人的には「女池」の次の「黒崎」や、反対の「竹尾」の隣の「逢谷地(おうやち)」インターなどは狙い目と思います。逢谷内から乗るのも、竹尾から乗るのも時間的にはさほど変わらないのです。
さらに、ここに買い物事情も絡めるとよくわかります。
オレンジの丸は大型ショッピングセンターのアピタとイオン、
紫色の丸は、それに準じて便利な複合ショッピングエリア(スーパー、薬局、100均、アパレルや飲食店等が集合した所)です。
(例、東区錦町:原信スーパー、ヤマダ電機、西松屋、しまむら、シャンブル(雑貨)、ココカラファイン(薬局)、温しゃぶ、らーめん屋、2ndストリート)
なにも、大型・中型のショッピングでなくてもいいんです。
要は「日々の生活がしやすいかどうか」 ですので、私なら一番は「品揃えの良いスーパー」が近いのが便利だと感じます。
新潟では「原信(はらしん)」「ウオロク」が好きです。原信は、カートにカゴを置かなくても良くて、レジの女性がテキパキとぜーんぶ袋に入れてくれるのが小さな幸せです(^_^)
が、自炊をしない方々(単身赴任の男性など)は、スーパーよりも飲食店、お弁当屋が近いほうが良いという方もいらっしゃるでしょう。
ぜひ物件を選ぶ際はそのあたりも視野に入れて探してみてください(^^)
続いて、具体的な地名をいくつかご紹介します(^^)/
長くなってきたので一旦切ります。